
さてボットというウイルスが勝手にあなたのパソコンに忍び込んで操作して写真や個人情報を盗むための道具であるということをお話ししましたが、ほかのウイルスと違いとても厄介な性質がありますのでそのことに触れたいと思います。
近年もっとも出回っているウイルスの種類はボットというタイプになりつつあります。マルウェアとよばれるスパイウェアやコンピューターウイルスはこれに含まれます。悪意のあるウイルスソフトとして犯人により製造され配布されています。
このボットは2004年の半ばくらいから急激に増え始め、同時に亜種とよばれるウイルスの製造ペースも急増させることになりました。パソコンにしろスマートフォンにしろ機械のユーザーやウイルスソフトの製造メーカーにとって厄介になるのはこの亜種とよばれるタイプのウイルスが年間でおよそ数万件も作られているという現実でしょう。
亜種というのは出回ったウイルスソフトを少し改造して変種として再登場させることをいいます。つまり最初から全部を作る必要が無いので少しプログラミングの知識があれば簡単にウイルスを作れてしまうということです。
しかも厄介なことにウイルスとして強力なものほど人気があるので害の多いウイルスがより作られてしまう確率が高くなる傾向にあります。似ているとはいえ新しいウイルスですので対策するメーカーもそのたびに分析して新しい対策用のプログラムを作る必要がありますので手間も時間も取られることになります。ボットの亜種が容易に作られてしまうことが厄介な問題をさらに拡大させているといえるのです。
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