
しかしそもそもどうしてウイルスを作ってばらまこうという犯人が後を絶たないのでしょうか。そこには利害が関係しているからです。昔は単に自分のプログラム作成能力を試そうとか愉快犯としていたずら心が高じて作ってしまうというケースが多かったようですが、2004年位をさかいにそんな風潮にも変化が表れ始めました。
ウイルスを作るとお金を儲けることが出来るという利用価値に気が付き始めた人が金銭目的でウイルスを作るように様変わりしていきました。ですからいくら対策を講じても次から次へと新しいウイルスが出てくるのかもしれません。
ボットを利用してどのようにお金儲けにつながるのでしょうか。一つは強制的に広告を表示させるためにアドウェアとよばれるプログラムを送り込むという手段があります。広告が表示されるごとに収入が発生しますのでたくさんのパソコンにこのプログラムを送り込むことさえできれば一気に大きな収入につながる可能性があります。
別の手段はメールを操作できるようにボットを送り込んで広告付きのメールを配信したり受信させることにより収入を発生させるという方法です。
また別の方法はあるサイトにサイバー攻撃を仕掛けるという恐喝をして金銭を巻き上げようとする方法です。実際にこのような事件が起こされたことがありました。つまりこれらすべては犯罪行為ですが、発覚する危険が少ない物や発覚しても犯人を特定することが難しいなどの理由から多くの模倣犯が出てきてしまいました。もちろん現在ではサイバーパトロールとよばれる警察の監視組織がありますので、検挙される可能性は非常に高くなっています。
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