
規格の統一は製品を使う上でとても便利なものですが、逆にそれが悪い影響に使われてしまうことも少なくありません。
ウイルスに関して言えば統一規格を利用して、多数に被害を広めようという策略が見え隠れしていますので、この統一規格があだとなっていることも否めません。現在スマートフォンやタブレット端末などの電子機器で用いられているオペレーションシステム、いわゆるパソコンでいうところのウィンドウズなどのOSですが、スマートフォンでは主に3種類のオペレーションシステムが採用されています。
携帯端末用のウインドウズとアップル社製品に使われているiOSとGoogleが開発したAndroid(アンドロイド)の3つです。ウインドウズはまだまだ後発のイメージが強く主流とまではなっていませんので、主にアップル社製品とアンドロイドの2種類が使われているといえます。この中で特にアンドロイドを採用しているスマートフォンがウイルスの標的になっています。
アップル社製のiOSはアップル以外の会社や個人がアプリとよばれるプログラムを開発して配布することを厳重に管理していますし、アプリのダウンロードが出来るサイトもApp Storeに限定して検査管理を徹底しているため、アプリを事実上出しにくいのが現状です。そのお蔭でウイルスソフトも流通しにくくなっています。
しかし、広く無料で使われることを目的に開発されたアンドロイドOSの方は誰もが自由に開発して配布することが可能ですのでとても便利な反面ウイルスソフトも入り込みやすくなっています。しかもアンドロイドOSはスマートフォン各社の製品に合わせて調整をしなければならないこともあって事実上管理は端末の製造会社に任されていますので、製造会社によって最新のOSにアップデートするタイミングがずれてしまいます。
ウイルス対策にはこのアップデートが欠かせませんが、もし遅れるならほかの会社の製品は安全でもある会社の端末はいつまでもウイルスが野放し状態ということにもなりかねません。それで狙われやすくなってしまっているのかもしれません。
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